最近よく耳にする「オーガニック」という言葉。それと似ている「オーガビッツ」っていったい何でしょう。
ここでは、オーガビッツの目標や、メリットについて説明していきます。
オーガビッツの定義
オーガビッツ (Orgabits) とは、オーガニックコットンを通して、みんなで”ちょっと(bits)”ずつ地球環境に貢献しようという想いから始まったプロジェクトのこと。
オーガビッツ公式サイト
オーガビッツとは、2005年に始まった企画で、以上のような目的のために様々なアパレルブランドにオーガニックを導入しているプロジェクトです。
その、みなさんにも地球に優しい発想から、2013年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
オーガニックコットンの現状
オーガビッツは、オーガニックコットンをちょっとずつみなさんに届けることを目標としています。
しかし実際、オーガニックコットンは、世界中の綿花の1%ほどしかありません。なぜオーガニックコットンがこれほど少ないのかというと、非常に厳しい生産基準がオーガニックコットンにあるためです。
「オーガニックコットン製品」と呼べる基準
まず、オーガニックコットンとは?
オーガニックコットンとは、 認証機関に認められた農地で、栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花のこと。
NPO法人オーガニックコットン協会
オーガニックコットン製品とは?
認証機関の厳しい基準を通って、オーガニックコットンとなったものは、そのあと製品へと変えられていきます。
ただし、この過程でも厳しい基準があります。
最終的な売り物としての製品になるまでに、織布、ニット、染色加工などの様々な加工が施されます。その全製造工程を通じて、
オーガニック原料のトレーサビリティーと含有率がしっかりと確保され、化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑え、労働の安全や児童労働など社会的規範を守って製造したもの
NPO法人オーガニックコットン協会
これを、オーガニックコットン製品といいます。
つまり、オーガニックコットンの栽培ですら厳しい条件のもと行うのに、その後製品が出来上がるまでに、さらにオーガニックコットン製品と呼ばれるための手間がかかるということです。
このように、二重の審査を潜り抜けたものだけが、オーガニックコットン製品となることができるのです!

「オーガビッツ」プロジェクトのねらい
なぜオーガニックコットンを広めるのか
「オーガビッツ」プロジェクトが取り組んでいる”ちょっと”は、有機農地を拡げ、環境汚染を改善することです。
なぜ有機農地をひろげるかというと、地球にやさしい有機農地が増えることですこしずつ地球環境に貢献できるからです。
有機農地をひろげるために、 オーガニックコットンを世間に普及させて、生産率を1%から10%まで上げるというのがプロジェクトの目標なのだそうです。
オーガニックコットンをどのようにして広めるのか
「オーガニック」という言葉は少し前から、美容の面や食生活の面で意識され始めています。オーガニックの化粧品は肌に優しい、オーガニックフードは健康に良い、などの考えが広まるにつれて、オーガニックコットン原料の洋服というものも、近年注目を集めています。
おしゃれに興味があり、より品質の良い素材の洋服を求める方には、オーガニックコットンがおススメです。
オーガビッツは、そのような洋服の品質にこだわりのある方々のための、日本で最も多くのアパレルブランドが参加するオーガニックコットン普及プロジェクトです。
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オーガビッツの「逆転の発想」
オーガニックコットン100%にこだわらず10%の商品を100倍の人に届けるという「逆転の発想」で、現在約100ブランドが参加し、累計720万枚(2019年6月末時点)のアイテムを生産しています
オーガビッツ公式サイト
このように、少しでも多くの人々に品質の良い洋服を届ける、それと同時に地球環境に優しい有機農地も広げる、という2つのメリットがここにはあります。
みなさんにとっても地球にとっても良い発想の「オーガビッツ」。これをきっかけにオーガニックに関心を持っていただけたらと思います。
